お盆で、親戚の家に行ったときのことです。
その家には、いとこのR子ちゃんという、島袋寛子似の高2の女の子がいます。
小さいころからいっしょに遊んであげていたのですが、少し見ない間に、
すっかりきれいになっていました。
かわいいR子ちゃんの、使用済ナプキンをもって帰りたいという衝動にかられた
わたしは、すぐにトイレをチェックしました。でも残念ながら、コーナーポット
はカラでした。3日間の滞在中に手に入れることができればいいと考えていました
が、あきらめていた矢先のことです。
うちに帰る日の朝、R子ちゃんがトイレに入るのを確認して、わたしは隣接する洗
面所で歯をみがいていました。聞き耳をたてていると、コーナーポットを閉じる音
が数回して、ナプキンのふくろを破る音がしました。間違いありません。
わたしの中で、アドレナリンが一気にわき出てきました。
R子ちゃんがトイレを出たあと、なにくわぬ顔をして中に入り、おそるおそるコー
ナーポットを開けると、トイレットペーパーにぐるぐる巻きにされたそれは、あり
ました。
ほんの60秒前まで、R子ちゃんの大切なところにはりついて、一夜を過ごし、16
歳のエキスをたっぷり吸いこんだ、R子ちゃんの「形跡」です。
手にとると、生き物のように熱く、ずっしりと重たくなっていました。トイレット
ペーパーをほどき、ナプキンを広げると一面真っ赤です。
においは…? 純粋な経血のにおいです。異臭という感じはしません。脳裏に焼き
つけておきたいような女の匂いです。指で表面のメッシュシートをやぶり、センタ
ーの最も血液量の多い部分にくちびるをつけ、吸ってみました。温かいR子ちゃん
のエキスが口に広がっていきました。血液とは違い、あまりしょっぱくはありませ
んでした。新鮮なものは、最高です。
R子ちゃんの子宮から、膣を経て下りてきた一種の排泄物ですが、わたしにとって
は千金の価値があるものです。
記念に持って帰りたかったのですが、不審に思われるのを恐れたので、それはやめ
ました。
以上のような、ふつうの人から見れば変態的な経験でしたが、あのとき五感で感じ
た刺激は今でも忘れられません。
デジカメでもあれば撮っておくのでしたが…。残念でした。