中3の夏にお母さんの仕事仲間の人が旦那さんと家に遊びに来たんです。
結構長い付き合いだったみたいですけど、僕は会うのが初めてで、どんな人
なんだろう?と 少しだけ楽しみにしてました。
そして会ってみると 岡田准一にそっくりの旦那さんでした。
僕は超ドキドキして、話もあまりできませんでした。
でもその旦那さんは僕にいっぱい話しかけてくれて、僕も顔を赤くしながら
答えてました。
その人は長距離トラックの運転手で、いろいろな話をしてくれました。
僕が夢中になって聞いていたら
「今、夏休みだし…一緒に行くか?」
って言ってくれたんです。
僕はすごく嬉しくて
「行きます!!」
って言いました。
約束の日が来て、その人が迎えに来てくれました。
助手席に乗った瞬間、心臓がドキドキで、もう死んじゃうんじゃないかって
くらい緊張してました。
「僕…ずっと…早くこの日がこないかなって思ってました。」
そして顔を赤くして俯いていたら…
「俺もだよ。」
って、優しく笑って言ってくれたんです。
それからずっといろんな話をしました。
そして夜が来て…
トラックを、道路の大型トラックが停まる場所?みたいな所に車を止めて、
朝まで寝る事になりました。
そして話の話題は恋愛の話になりました。
「シンは好きな人いんのか?」
って聞かれて
「はい…」
って答えました。
でもその人は絶対僕の事なんて眼中にないって事を話しました。
そしたら
「たとえ眼中になくても 想いは伝えた方がいいぞ。じゃなきゃ後悔する事に
なるぞ。」
って言われました。
僕は勇気をふり絞って
「〇〇〇さんが好きです。大好きです。」
と言いました。
そしたら
「……俺も…シンに初めて会った時から ずっとお前の事考えてた…。」
と照れながら言ってくれました。
僕はすごく嬉しくて…泣いてしまいました。
そしたら優しくキスをしてくれました。
そして優しいキスから激しいキスになり…
そのまま乳首を優しく愛撫してくれました。
お互いに服を脱いで、狭いトラックの中で求め合いました。
惚れ惚れするほどの筋肉で、僕はメロメロになりました/笑
「あんまり見るなよ…。」
と照れて言った顔がすごく愛しく思いました。
幸せな時間はあっという間に過ぎました。
朝が来て現実に戻されました。
しばらく無言状態が続いて…
そしたら彼が…
「俺…、あいつとは離婚するから……、お前が18歳になるまで待つから。
そしたら、俺と暮そう…。」
って言ってくれたんです。
僕は戸惑いました。
でもやっぱりダメだと思い…
「僕、冗談で好きって言ったのに…本気にするんだもん」
と笑いながら言いました。
そしたら すごく悲しそうな顔をして…
僕はその顔を見てられませんでした。
そのまま一言もしゃべらず…
家につきました。
彼は僕のお母さんと軽く話をして、僕を無視するような形で帰りました。
僕はその夜、一晩中泣いていました。
その事から立ち直れず…
三か月が過ぎました。
もちろんその間、彼と奥さんは家には遊びに来ませんでした。
そして十月の肌寒い夜、僕のケータイに彼からメールが来たんです。
僕は
「教えていないのになんで知ってるの?」
と聞きました。
そしたら、あの愛し合った夜に…僕が気持ち良く寝てる間に、こっそり僕の
アドレスを調べておいたそうです。
僕は
「話す事なんてないよ」
と冷たく言いました。
そしたら
「あいつと別れた。俺はお前が忘れられない。もう一度お前を抱きたい…」
ってメールが来ました。
そのメールを見てこれ以上自分の気持ちに嘘をつく事はできませんでした。
それから付き合いはじめ、19歳になった今はその彼と半同棲みたいな形で
暮しています。
奥さんには悪いけど今は今までで一番幸せです。