その昔。
家に一人でぼうっとしていると、玄関に誰か尋ねてきた気配がする。
のっそりと起き上がり、ドアを開けると、知らない少年が立っていた。
「あ、あの○○君いますか?」
ぽっちゃりと太った色白の少年は、弟の友達のようだ。
「○○なら出かけてるよ。良かったら上がって帰りを待っていけば?」
そう言うと彼は、
「じゃ、お邪魔します」
といい部屋に上がってきた。
お茶を出して、少年の話を聞くと、年齢はどうやら弟の二つ上で、幼く見え
るがもう19歳らしい。
特に約束があった訳でなく、ちょっと暇だったから立ち寄ったんだそうだ。
しかしよく見れば見るほど、可愛らしいおでぶさんだ。
濃い目のきりっとした眉。
黒目がちで大きな瞳。
ふっくらとして色艶のいい頬。
むっちりとした手の甲。
そして、ボリューム感のある腹。
まぁ、女の子には余り縁のなさそうなタイプだ。
冗談交じりにいろんな事を質問した。
話が下ネタに及ぶと、顔を赤らめる。
経験の有無を聞く。
案の定全くないとの答えが返ってきた。
「じゃ、こんなのは見たことあるか?」
おもむろにビデオデッキにテープを挿し、再生ボタンを押す。
画面に再生されたのは、一切修正のない男女の絡みが写された裏ビデオ。
モジモジと俯き、ちらちらと画面を見ながら小さな声で
「凄…い、初めて見ました…」
俺は、少年に念を押した。
「こんなビデオ見せられたのは、弟にはナイショだぞ。」
「は、はい。」
と頷いた。
しばらく食い入るように画面を見ていたが、どうやら勃起した股間が気にな
っているらしく、座ってる姿勢のまま、腰をモジモジさせ始めた。
「どうした?あ、そうか、コレがしたくなっちまったんだろ?」
右手を握って扱く真似をしてみせる。
「……」
「そりゃ仕方ないよな、こんなの見ちゃったんだから。なんだか俺もしたくな
ってきちゃった」
といいながら俺は自分の股間をズボンの上から撫でてみせた。
少年は、ごくりと唾を飲み、自分の股間に手を運んだ。
「いつもやってんだろ?和解から治まりつかねえよな?」
いいながら、俺はジーンズの前を開け、盛り上がった股間を曝け出した。
「ほら、お前も出せよ」
促されるまま、顔を真っ赤にしながらズボンの前を開けた。
「よし、一緒にやろうぜ。俺、けっこう早いから負けちまうかもな」
言いながら俺は勢いよくズボンを下げ、ビキニも下ろした。
少年は無言で頷き、ズボンを下ろし、トランクスを下げた。
画面を見つめ、仮性包茎を扱く少年。
「同じ仮性じゃん」
と言うと少年は、お兄さんも仮性なんですね、と俺の竿を覗き込んだ。
「おう、でも、仮性でも全然問題なく使えるぞ」
しばらく二人は股間を扱いていた。
「お前のは固いのか?」
言いながら少年の股間に手を伸ばした。
「!!ちょっっ、何するんでっ」
「いいから、いいから」
「止めて下さいっっ」
「人ん家に来て、股間丸出しで何言ってんだよぉ」
払いのけようとした手をかいくぐり、少年の股間を握りそのまま扱いてや
る。
「うわぁっ、や、止めて下さい」
構わず扱くと、徐々におとなしくなってきた。
先走りでぬるついた亀頭を指先で擦ると、腰を跳ね上げ、うめくような声を
上げる。
「どうだ、けっこう気持ちいいだろ?」
すっかり抵抗しなくなった少年に俺は
「もう少し足、開けよ」
と命じた。
少年は、少しずつではあるが股を広げた。
その開いた足の間に座りこみ、やや多めにあまった包皮を亀頭に被せるよう
に扱きながら、
「気持ちいいんだろ?」
「……はい」
ぎゅっと目をつぶりながら、自分の股間に与えられた刺激を噛みしめている
ようだ。
俺は少年が目をつぶってるのをいい事に、亀頭にちょっとだけ舌を這わせ
た。
びくっ
ゆっくりと竿を扱き、またチョロっと亀頭を舐める。
少年ははぁぁっはぁぁっと息を荒げすっかり快感の虜状態だ。
おもむろに皮を根元まで引き下げ、露出した亀頭をパクッと頬張ってやっ
た。
「!?」
一瞬、腰を引いて逃げようとしたようだが、初めて味わうであろう粘膜の感
触には抗えず、んっんっと嘗め回す舌にあわせて、声を出し始めた。
一旦、少年のモノを口から離して聞いた。
「気持ちいいだろ?このまま続けてもいいか?」
「……」
「嫌なら止めるよ?」
「……して下さい……」
「そっか。じゃ、続けるからな。」
そこからは本気で舌を使い、ジュポジュポと音を立てながらしゃぶってやっ
た。
あぁ!あぁ!と、あられもない声を上げて、腰を突き出してきた。
何度目かの突き上げと同時に、少年の青臭く濃い精液が、俺の口の中に発射
された。
溜っていたのか、若さゆえか、どろどろとした固まりの混じった精液が噴出
した。
そのまま、吸い上げるように最後の雫まで放出させると、喉に絡みつく濃い
粘液を飲み干した。
その後、少年は、弟が留守でも遊びに来るようになった。
次第に、自らも男性器を口に咥えるようになった。