ち○んセレクション

読んで楽しむアダルトエログ

ばななのなみだ
投稿者:
BANANA
高校に通っていた10年前には、ずいぶんとOLのお姉さんの
お尻や秘密の花園を堪能したものですが
現在は通勤も車で、年に数える位にしか満員電車に
乗ることもなくなり、残念ながらその感触とも遠ざかっていました。
それが久々に仕事で電車に乗るチャンスができて西武○袋線に乗りました。
昔とった杵塚で、前方車両のほうが混んでいることを
知っている私は、10年前同様一番前の車両に乗りました。
午前10時という遅い時間であったせいかその各駅停車8両編成は、
残念ながら密着度60%位の混み具合でした。
”あー、これではだめかな”と思っていたところ、次の駅で
さらに10%増量、20才位のロングコートのおねいちゃんがお尻を向けて
乗り込んできました。
私の手の甲にあたる弾力のあるお尻は、日に干したクッションのように
心地よいものでした。その上、少し手を動かし”触るぞ”と牽制しても、
ちっとも嫌がる様子もありません。
逆に押し付け返してくるようです。
”ああ、これだぁ、これなんだよ”
私の全身の血液は逆流し、心は制御不能となっていました。
絶好のチャンス!よしいったれ!...
しかし、興奮と緊張の狭間で私の膝は、制御不能となった心臓の鼓動と
息を合わせるかのごとく、がくがくと、震えるのでした。
情けない。
どうやら10年の歳月は私に理性という手錠をかけ、手の甲を押し付けるに
とどまらせているようです。
その上緊張のあまり愚息は立たず、よだれをながすばかり。
無念。
足の震えが彼女に気付かれまいかと心配するうち
○袋には15分ほどで到着、クッションの君も足早に去ってゆきます。
「おーいまたあおうなー、こんどはがんばるよー」
と後ろ姿に心の中で呼びかけました。

なかなか電車に乗る機会のない私には、どきどきを押さえるための
リハビリが必要なようです。
女性に不慣れな私ではないのですが、いったいどうしちゃったんでしょう。
車をやめて毎日電車通勤するべきかなぁ。
  1. 作品リスト
  2. トップ
©ナンネット All rights reserved.