ち○んセレクション

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通勤痴漢
投稿者:
ゆり
電車が向かって来るレールの音。
ブレーキの甲高い声が響き、
それを合図に乗車口に殺到する人の群れ。
なだれ込む人の塊。
その流れに飲み込まれる、私・・・。

電車が揺れるたびに倒れそうになるけれども、
身動きできないので、周囲の人たちに寄りかかるしかない。

「ぇっ、痴漢」

突然、それを意識してビクッと身体が震えた。
揺れのせいではない、明らかに不自然な手の動きが
お尻を包み込むように撫で回されている。

「ぃゃ」

かすかな声で、私の背中に張り付いている痴漢に抗議しながら
少し身を捩ってみた。ほとんどはこれくらいでも
痴漢行為を止めてしまうのに、その男は手を休めるどころか
指に力を入れて、お尻をマッサージするように触り続けている。

「ゃっ」

もう一度声を出したつもりだったけれども、渇いた喉に貼りついて、
溜息のようにしかならない。
痴漢の手はスカートの裾を掴んで持ち上げ始めている。

後ろに手を回しながら、勇気を出してスカートから男の手を払った。
一瞬動きが止まる。
しかし、ほっとする間もなく痴漢は後ろに回された手を
掴み返すと思いっきり私の細い手首を締め上げた。

「ぁぅっ」

言葉にならない悲鳴が出て、あまりの痛さに涙が滲む。
思いがけない行動に驚いて硬直している隙に、
スカートはお尻の下が見えてしまいそうなくらいまで、
ずり上げられてしまう。

手首を捻じられた痛みと恐怖で、もう声が出ない。
スカートの中に侵入した痴漢の手がパンストとショーツ越しに
お尻を撫で回す。時折、指先が腰骨のあたりから、
ウエストにあるショーツの結び目の部分を探っている。

大胆にもパンストの中に侵入しようとしているんだわ。
鳥肌が立つような感覚に、頬が紅潮してくる。
周りの人は気がついているのかしら、、。

夜。
誰もいなくなったオフィス。

一人になった私は今朝の出来事を思い出しながら、
ブラウスのボタンを外してみる。
痴漢されていた自分を想像すると、淫靡な気分になってしまう。

椅子に座ったまま、制服のスカートを捲り上げる。

なんてことをしているの。

ブラウスの胸を大きく開くと、上気して硬くなった乳首が顔を出した。
太股まで捲り上がったスカートがいやらしい。
両手は無意識に股間をまさぐっている。
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