先月、以前住んでいた街に行ってきました。
結婚後5年間住んでいた街で、誰かに会うためではなく、ただ懐かしく思い
久しぶりに街中を散策してみたくなっただけでした。
朝から天気が良く、暑い日でした。
町に着くとすぐお昼を食べて、住んでいたアパートの近辺をしばらく歩いて
デパートの中の喫茶店で少し休んだ後、帰ろうと思い席を立ちました。
トイレへ入りかけた途端、後ろで声がしました。
「奥さん、久しぶり・・・。」
彼はそこに住んでいた頃、一度だけ呼んだことのある出張性感マッサージに
来てくれた人で、その後引っ越すまで何度か秘密の交際をしました。
あまり背が高くはありませんが、寡黙で色黒の好青年でした。
おそらくどこかで私を見かけ、ここまでつけてきたのでしょう。
私が呆然とトイレの入り口に立っていると、彼は追い立てるように私を女子
トイレへ連れ込み、個室に閉じこめました。
「髪を切って、ますますキレイになったね。」
と言って私を抱きしめ、首筋を舐め、その舌が私の唇を吸いました。
初めは抵抗していた私の唇はしだいに力を失い、長いこと互いに舌を絡めて
いました。
彼の手は私のスカートを捲くり上げ、ストッキングの上から股間をまさぐり
はじめました。
次第に私の口端から、熱い息が漏れはじめました。
一気にストッキングとパンティーを引き下ろされ、私は我に返りました。
「いや。だめよ、こんなところでは・・・。」
「騒ぐと外に聞こえるよ。それにこんな格好ではもう出られないでしょ。」
と言うと、彼は私の両脚を開かせ、秘部に口を当てました。
「あ、ああ・・・。」
私は低く喘ぎ、ぼんやりと天井を見つめていました。
意識もぼんやりとしていました。
彼は立ち上がり、太く大きなモノが私の目の前に迫りました。
「いや、いやっ!絶対だめ!」
私は断固拒絶しました。
これ以上責められたら、場所もわきまえず大声で叫んでしまいそうでした。
そんな懇願も空しく、突き破るように彼のモノが私の中に侵入しました。
しばらく息が出来ませんでした。
「あっ、あああ・・・」
立ったまま挿入された私は、昔のことを思い出していました。
数度の密会で私にM性のあることを見抜いた彼は、ホテルでレイププレイを
私に施しました。
逃げる私をホテルの部屋の角に追い詰め、立ったままで挿入して激しく突き
上げ、私は絶叫しながら何度も絶頂を迎えました。
あの時のように、狭いトイレの個室の中で彼は私を激しく突き上げました。
もう正気ではいられませんでした。
先端から熱い液がほとばしり、私の下半身まで熱くなるまでの間私はどんな
痴態を晒したのか、よく覚えていません。
不審に思って個室のドアを叩く人はいませんでした。
おそらく、誰もトイレには入ってこなかったのでしょう。
その後私はデパートの駐車場に停めてあった彼の車に乗せられ、国道沿いの
ホテルへ行き、昼間から痴情に溺れました。
薄暗い部屋の中で、彼は私にいろいろな恥ずかしい行為をしました。
私は、何度も絶頂を迎えました。
最後には、四つん這いになった私の腰を掴み、これでもかというくらい彼は
激しく腰を動かし、とめどなく私の身体に精液を流し込みました。
私は獣のような叫び声をあげ、ついに失神してしまいました。
昔、彼と秘密の交際をしていた頃、よくこうして昼間からホテルに入っては
破廉恥な行為を繰り返しました。
またある時には、着物姿の私を抱きたいという彼の願望を叶えるため、夫に
内緒で彼と温泉旅館に行きました。
この時も彼は昼間から、着物姿の私の胸を開いて乳房を舐めました。
駅へ向かう彼の車の中で、私はそんなことを思い出していました。
夕陽がとても眩しかったのを覚えています。