父親は、小学校高学年の時に蒸発。
中学に上がると同時に、知人に騙された母はスナックを売る事に。
それからはパートで生計を立てるが長続きしない。
結局家で酒浸り、私と1つ下の弟の給食代も滞る始末。
中二になったあたりからは、なにやら得体の知れない人達と付き合い始め、
すると僅かだが生活費も回してくれるようになった。
誰かと聞いても、昔の知り合いとしか教えてくれない。
しかし中二の秋。
学校から帰ると珍しく玄関先で母が待っており、急いで上がれと言う。
姉弟共用の勉強部屋に行くと、先に帰っていた弟を取り囲むように最近よく
見る男達が数名。
異様な雰囲気に母を振り向くと、
「この人たちの言うとおりにしなさい」
と言って出て行ってしまった。
残された姉弟に男の一人が紙を差し出し、読むように言う。
難しい内容でわからなかったが、最後には母親と弟の筆跡で名前とハンコが
押してある。
自分にも名前を書くように迫るので怖くて書いて渡すと男はこう告げた。
”お前達姉弟は売られた、今からはうちの物だ、母親に渡した金の分働いて
もらう”
何がなんだかわからなかった。
その男が迫ってきて、逃げようとする私を背後から机に押し倒すといきなり
制服のスカートを捲り上げ、下着を下ろし、後ろから犯された。
当然初めて、しかも濡れてもいない状態での突然の挿入。
錯乱した私は、あまりの激痛に包丁で刺されたのかと思ったほど。
その後も残りの男達に順番に犯された。
弟の見ている前で。
全員が終わった時にはもう夜。
股間からの血はとっくに乾きドロリとした白い液だけがとめどなく溢れる。
男達が母の作った夕食を食べている間、私達姉弟には自分達の机の上に乗り
オナニーをするように命令してきた。
私は処女を失ったばかりで性器を触ってもヒリヒリするばかり。
だが弟はものの数十秒で達してしまい、男達に囃し立てられていた。
男の一人が面白がって私たち姉弟で性交をするように言ったが、それだけは
出来ないというと弟を殴った。
嫌な音がして弟の鼻が曲がり大量の鼻血が溢れる。
別の男がもう1度弟とするように言う。
怖くて頷くしかなかった。
男達に仰向けに押さえつけられた弟の股間に指を這わす。
言われるまま口に含んで舌で舐めもした。
勃起した弟の上に跨らせられ、姉弟で性交をさせられた。
気づくと一人が盛んにフラッシュを焚き写真を撮りビデオを回している。
あとから知ったが、弟が帰宅したときからずっと記録していたらしい。
その時の物も含め、私たち姉弟のビデオ、姉弟相姦もの、複数の黒人相手の
輪姦もの、弟が男に犯される男色もの、犬や豚あいての獣姦ものまで。
ありとあらゆる考えられる、全ての背徳の性交シーンを、中学生の私たちに
要求し、ビデオにしてアンダーグランドにて販売された。
やっとニ人が解放されたのは3年後。
それまで生かされていたのが、かえって不思議。
と言っても薬物を打たれていたので、半年間は禁断症状との闘いだった。
心も勿論ボロボロだが、体にはもう消える事のない傷が至るところにある。
まだ本当なら高校生であるはずの年齢の弟の身体には、言葉に出すことさえ
憚られる、卑猥な刺青の数々。
無理に男性器に埋め込まれた真珠と、でたらめな陰茎増大手術のせいで膿と
激痛にしばしば襲われるらしい。
私も陰核を守る包皮は切除され、永久脱毛された陰毛は、もうニ度と生えて
くることはないという。
そして無数の無茶な性交の為、子供を生む事は出来ない身体にされていた。
今は、場末の温泉街で年齢を偽り、ソープ譲としてひっそり暮らしている。
母親とは中二の秋以来会っていないし、消息も定かではない。
弟とニ人、ここでひそかに暮らすつもりだ。